◆ガラスペンとは


ガラスペンは、ガラス製のペン先をインクにつけて筆記する、「つけペン」の一種です。難しそうに思えますが、使い方はとってもシンプルで初心者でも簡単に始めることができます。「ペン先にインクをつけて書く→水で洗う→拭く」という3ステップで、お手入れまで完了。キラキラ透き通るボディは「見てうっとり」、ひんやり繊細な造形に「触れてワクワク」、独特の書き味で「書いて楽しい」、ガラスペン。なんだか気になる!楽しそう!面白そう!と思った時が始め時。ガラスペンの世界に、足を踏み入れてみてはいかがでしょうか。

関連記事▶「初心者のための< ガラスペン豆知識 >


◆ガラスペン 基本の使い方


1. 準備するもの


・ガラスペン
・ボトルインク(関連記事:「書くことが楽しくなる!ガラスペンとインク沼」)
・紙
・ティッシュ:ガラスペンのペン先を拭うために使います。
・コップ:ガラスペンのペン先を洗うために使います。ガラスペンが割れないように、プラスチック等柔らかい素材のコップでもOKです。



2. ガラスペンをインクにつける


インク瓶の淵や底にガラスペンが当たらないように、「真上から、まっすぐ、ゆっくり、垂直に」ガラスペンのペン先にインクを付けます。 ガラスペン先の溝の2/3くらいまでつければOK。余分なインクはインク瓶の口でやさしく拭い落とします。


3. ガラスペンで書いてみる


ガラスペンの持ち方は、 ボールペンやシャープペンを持つ時と同じ握り方でOKです。


ペン先はやや寝かせ気味(目安は用紙に対して45度~60度の傾斜)、少しずつガラスペンの軸を回転させながら書くと、インクの出方が一定になりやすいです。 ガラスペンはペン先の溝から落ちてきたインクで書くので、ゆっくり時間を楽しむように書いてみてください。



◆ガラスペンの洗い方


インクがペン先の溝に残っていたら、ティッシュや柔らかい布でやさしく拭き取ります。水を入れたコップの中央にペン先を浸し、ペン先をコップの淵にあてないよう、ゆっくり回すようにインクを落とします。 最後に再びティッシュで水分を拭き取ります。

◆ガラスペンの楽しみ方


〇眺めて、集めて、楽しむ


透き通ったガラスペンの造形は、眺めているだけでゆたかな気持ちになれるもの。ひとつひとつがアート作品のようで、集めてみたくなるはず。



ガラスペン つむぎ



〇インクで書いて、描いて、楽しむ


手紙など、文字を書くのはもちろん、イラストを描いてみるのもおすすめ。水でサッと洗えば次々と新しい色のインクを試せて、さまざまな種類のインクを気軽に楽しむことができるのもガラスペンの魅力のひとつ。万年筆のようにペン先にインクが詰まる心配もないので、 ラメ入りのインクや顔料インク等も安心してお楽しみいただけます。



◆おすすめのガラスペン紹介


ガラスペンつむぎ&ミニインクセット


いますぐ「ガラスペンライフ」をスタートできる、大人気のエルバンのガラスペン”つむぎ”と、ミニインクのセットです。

一点一点手作りのガラスペン ”つむぎ”。ぺン先の細やかな溝により、スムーズな書き心地。キラキラ光る繊細なボディは、「眺める」楽しさも満載。書くことが楽しくなるアイテムです。



ガラスペンつむぎ


ご自分へのご褒美に、大切な誰かへのプレゼントにもオススメです。2021年には新色「クリア」「グレー」「エメラルド」「パープル」が登場。



◆おすすめのボトルインク紹介

トラディショナルインク/30ml


自然の色にヒントを得て、ひとつひとつにストーリーを持つカラーバリエーション。スタンダードで使いやすいものから、ビビッドで華やかなものまで35色。ぜひお好みのカラーを探してみてください。30mlのボトルインクは、雰囲気たっぷり。お部屋のインテリアにも素敵です。



トラディショナルインクミニ/10ml

トラディショナルインク/30ml」の3分の1のサイズの可愛らしいミニインク。気になる色を、お気軽にお試しいただけます。



JACQUES HERBIN 1798インク

「銀の微粒子」が入った、高級感あるコレクション。

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