■ガラスペンの魅力■

ガラスペンは、ガラス製の軸とペン先をあわせもつ、最近注目の筆記具です。

ペン先をインクに浸して筆記するいわゆる「つけペン」の一種。初心者の方には「なんだか難しそう…」と思われがちですが「ガラスペン・インク・紙」さえあれば、「ペン先にインクをつけて書く→水で洗う→拭く」という3ステップで使い方は簡単。インクの色を変えたいときや、使い終わった時には水で洗い流すだけでOK。初心者でも無理なく始めることができます。(「初心者でも安心!ガラスペンの使い方・お手入れ方法」はこちら)

書いてみると、独特の書き心地。ガラスペンの種類、インクの量、力の入れ具合、紙の種類…様々な要素がかけあわさって変化する、絵や文字の表情もガラスペンの大きな魅力のひとつです。

「見て触れて書いて楽しい」ガラスペンには魅力がいっぱい。春、新しいことをスタートさせるのに最適な今、思い切って始めてみてはいかがでしょうか。

■ガラスペンの仕組み■

毛細管現象とは・・・細い管や溝の内側にある液体が、中に吸い上げられる現象のこと。毛管現象ともいう。液体中に細い管を入れると、液面が移動する現象を指します。液体が管につくときには液面が上がり、ついていないときには液面が下がります。

つまり、ペン先を紙に当てると、溝に溜まったインクが紙に吸い取られ、絵や文字を書くことができます。 ガラスペンによって溝の数は異なり、数が多いほどたくさんのインクを吸い上げることができます。

書くことが楽しくなる!ガラスペンとインク沼」はこちら。

■ガラスペンと一緒に使う、おすすめアイテム■

ガラスペンで書いたあと、余分なインクを吸い取るツール。インクが早く乾きます。木製のハンドルを持って、コロンと筆跡の上を転がす「ブロッター」と、筆跡の上を優しく抑えて使用する「吸い取り紙」です。書いた後のインクの擦れや、ノートや手帳に書いた際、次のページへの色うつりを防ぎます。

大容量のインク瓶を使用する際に便利なインクポット。かつてフランスの小学校で使われていたインクポットを再現した、陶器製です。木製台座付きもあります。

■ガラスペンを始めてみよう■

手紙をしたためる時、日記や手帳に文字を書く時、筆記具をガラスペンに変えるだけでなんだかちょっぴり豊かな気持ちに。また、ガラスペンのお手入れは水で洗って拭うだけなので、インク色を次々と変えてイラストを描いたり絵画に使ったりすることもおすすめです。書き方や書く時の力の入れ具合、インクや紙質、ペン先の太さや形状によって変化する表情もガラスペンの魅力の一つ。使ってみると楽しい発見がたくさん見つかるガラスペン、みなさんも始めてみてはいかがでしょうか。

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